今日は、約2年ぶりのご出演となる 真宗大谷派 小野山 浄慶寺(じょうきょうじ) ご住職の中島 浩彰 さんをゲストにお迎えしてお話を伺いました。
前半は、『実際にあった怖い話』というオカルト雑誌の巻頭グラビアに、浄慶寺さんの境内にある「Bar蔵」が掲載されたというニュースからお話が始まり、お寺で開催されているイベントについて、そこに込めた思いなどを伺いました。
日頃から切羽詰まってお寺に相談に駆け込んでこられる方もいらっしゃるものの、多くの方にとっては、お寺はなかなか足を運びづらいイメージがあるかもしれません。
そんな方にも、普段から立ち寄りやすい場とすべく、若手音楽家の演奏会「テラの音コンサート」や仏教の勉強会「夜聞願堂(よるもんがんどう)」など、お寺でのイベントを積極的に開催されていらっしゃいます。
後半は、最近の世の中の悲しく残酷な事件について、僧侶の立場で思うことやコロナウイルス等、様々な不安を抱え心が落ち着かない今、私たちの「心の持ちよう」についてお話いただきました。
メディアでは何でもかんでも「心の闇」と語られがちですが、仏教では「無明」という言葉が該当し、突き詰めると「私=自分の問題」なのだそうです。
そして、昨今の新型コロナウイルス騒動では、様々な立場の人がそれぞれに必要な情報を発信されていますが、「私の問題とそうでないことをごっちゃ混ぜにして受け止めるから、不安になり、ストレスを感じる」のだというお話がありました。
また、学校が休校になり、子どもたちを預かってもらえる場所がなくてお困りの保護者の方々には、何か力になれることがあるかもしれないので、事前にお電話でご相談くださいと、心強いメッセージをいただきました。
イベントの中止や延期が相次いでいますが、浄慶寺さんでは今のところ予定どおりイベントを開催されます。
お問い合わせ・ご相談は、お気軽に下記までどうぞ!
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小野山 浄慶寺(じょうきょうじ)
電話:075-211-0442
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21時からは再放送があります。
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