3月11日、京都府内コミュニティFM7局が連携して制作した共同企画ラジオ番組 「防災と地域ラジオネットワーク」、お聴きいただけましたでしょうか？

災害時、 コミュニティ放送局は、大手のテレビ、 ラジオ局では扱えない「生活に必要な災害情報を提供するメディア」として非常に重要な役割を担っています。

また、ラジオから流れるパーソナリティの声や音楽を身近に感じていただき、避難所生活を送る被災者の方々の心の拠り所になれたら･･･と考えております。 　

しかし、コミュニティ放送局は規模が小さいため、局自身が被災するとその使命を果たすことが危うくなってしまうのが現実です。

そのような時に頼りになるのは、被災を免れた、近くにあるコミュニティ放送局の人的、設備支援なのです。

地域メディアネットワークに加盟する７つのコミュニティ放送局（FMいかる、FMうじ、FMたんご、FMまいづる、FM845、京都三条ラジオカフェ、RADIO MIX KYOTO）は、同じ京都府内ということで土地勘もあり、互いに親近感もある放送局です。

災害時に備えて普段から局間の連携を作っておくことが重要と考え、この度、共同企画制作を実施致しました。

この共同番組は、「災害時にはラジオを聴く」という習慣をリスナーの皆様に意識していただきたい、また「災害時には７つの局が連携する」という安心感を持っていただきたい。という思いで制作致しました。

リスナーの皆様に、この番組企画を通して、防災と地域、ラジオ放送の重要性について、少しでも考えるきっかけにしていただけていれば幸いです。

今後も、災害時のみならず、日頃より7局が連携して様々な番組企画が出来るよう努めてまいりますので、ご期待下さい！

◆地域メディアネットワーク加盟コミュニティ放送局

FMいかる、FMうじ、FMたんご、FMまいづる、FM845、京都三条ラジオカフェ、RADIO MIX KYOTO