大谷大学ハッピーアワー!第134回放送(2018/12/27)
谷大ピックアップ ゲスト: 大谷大学社会学科 野村実先生
ゲスト: 大谷大学教育学部 木塚勝豊先生
2018年最後の放送となった今回のハッピーアワー。
本日のハッピートークのコーナーでは1年間の放送を振り返りました。パーソナリティそれぞれが自分の反省点を振り返ったり、お互いに良かった点悪かった点を指摘し合ったりしながら今後の目標を再確認し合う良い機会となりました。印象に残ったゲストトークの感想やそこから学んだこと、経験したことなどたくさんの思い出を振り返りました。出演してくださったゲストの皆様、本当にありがとうございました!
谷大ピックアップのコーナー、前半には大谷大学 社会学科の野村実先生をお迎えし、地域の公共交通についてお話しいただきました。
野村先生は主に地域の移動と交通について研究されており、特に住民の移動性というものに着目して社会学の視点からフィールドワークを行い、生活者の声に耳を傾けて、どういう交通手段が必要とされるのかということかについて考えていらっしゃいます。
過疎化が進んだ地域ではバスやタクシーなど、従来の交通事業が成り立ちにくくなってきています。自治体や交通事業者以外の主体の参画によって地域公共交通が運営されている事例が増えているそうです。住民組織などこれまで交通を専門としてこなかったアクターの取り組みに注目して地域に生活する方々と実践者の取り組みの声を拾いながら研究成果の実践を目標に日々研究を重ねていらっしゃるそうです。
野村実先生
谷大ピックアップ後半では、大谷大学 教育学部 木塚勝豊先生をお迎えし、ご自身の研究である児童虐待、社会的養護、ソーシャルワークなどを中心にお話しいただきました。
先生ご自身が児童養護施設で働いていらっしゃった時の経験や社会福祉士としての活動を通して学んでこられた事などから対人援助についても研究されているそうです。
教育学部の先生として児童家庭福祉などをご指導されており、来年以降、社会的養護などの授業も持たれる予定だそうです。家庭を含んだ子供というのが問題になってきている今、子供たちにとって住みよい社会となるように地域全体が協力していくことが大切になってくるのだろうなと思いました。
もしも、様子がおかしいな、大丈夫かなと感じる子供がいれば、必ず児童相談所に通告して下さい。全国ダイヤル189にご連絡いただければ最寄りの児童相談所に繋がります。住み良い社会をつくるために、国民一人一人のご協力をお願いします。
木塚勝豊先生
(平松)
<スタッフ>
パーソナリティ 野瀬伸太郎(2回生) 熊田隆太(2回生) 赤澤清孝(教員)
ディレクター 山﨑凌我(2回生) 平松美音(2回生)
広報 藤田みずほ(2回生)
エピソード