今週も新たに2回生メンバーも番組に加わりました。ニシカワリュウト(3回生)、サカモトミユキ(2回生)の2人がパーソナリティを務めます。
今回のHAPPYトークのゲストは、京都刺繍協同組合の杉下陽子さんをお迎えしました。京都刺繍協同組合は、京都で手作業の刺繍の作業と、刺繍した製品を販売されている組合です。
組合の活動のひとつとして、刺繍教室も開催されています。女性の参加者が大半ですが、親子で参加して楽しむ方もいらっしゃるそうです。組合では、このように、積極的に刺繍教室を開催して、刺繍のことを少しでも知ってもらう努力、広める活動をされています。
刺繍職人になるには、熟練された職人の元で修行を積む必要があり、一人前になるには約10年。やはり、昔からの伝統の技法などを受け継ぐには多くの時間がかかるんですね。
杉下さんご自身が、刺繍に関わったきっかけは嫁ぎ先が刺繍の工房だったこと。工房のお手伝いをしているうちに、その美しさに惹かれ、自分でもやってみたいと、30歳を過ぎてから職人をめざして本格的に刺繍に取り組んだそうです。そして今では伝統工芸士にも認定され、活躍されています。また、刺繍以外にも陶器など様々な伝統工芸品も収集されるなど、本当に伝統工芸品が大好きだそうです。「少しでも刺繍に興味を持ってもらいたい!刺繍をみんなに伝えたい!」という杉下さん。お話からは、その想いがひしひしと伝わります。日本の誇る伝統工芸品、伝統文化の歴史についてさらに知識を深め、後世に伝えていくことの大切さを感じました。
杉下さん!これからも大好きな刺繍を少しでも多くの方に広めていってください!本日は貴重なお話をありがとうございました!