寒くなってきました!
京都市内では、飲食の機会だけでなく職場や学校、
家庭内や施設内などで再び感染が広がっています。
11月17日~12月31日は、
「再拡大防止に向けた実践」を私達ひとりひとりが
取り組んでいかないと急速な感染再拡大に
つながるおそれがあります。
寒い季節だからこそ気をつけて過ごしたいですよね。
<京都のいきものラジオ図鑑>
今週のゲストさんは、京都市動物園 園長 坂本 英房様です。
京都市動物園で暮らすニシゴリラのファミリーについて
お話しくださいました。
穏やかに優しいお声の坂本園長のお話しから、
頭の中のスクリーンにニシゴリラ達の映像が
鮮明に映し出される気がします!
京都市動物園では、お父さんのモモタロウとお母さんのゲンキ、
長男のゲンタロウに次
お母さんの名前気になりませんか?!
雌なのに「ゲンキ」という名前・・・
そう、実は最初は男の子だと思われていたようで、雄ゴリラとして「ゲンキ」と名付けられたそうです。ゴリラは出産後、赤ちゃんを大事に抱っこして過ごすため、傍で見守る飼育員さんもなかなか赤ちゃんと母ゴリラを引き離して調べることは難しいようです。
それでも、成長と共に、ゲンキが自分で排尿姿を見た飼育員さんが、その体勢にもしかして雄ではないかと疑問を抱き調べてゲンキ君ではなく「ゲンキちゃん(雌)」と判明したのだとか!
1986年に京都市動物園で生まれたゲンキちゃんと2000年に上野動物園で生まれ2010年に京都市動物園へやってきたモモタロウ君。
14歳差の姉さん女房のカップルが誕生し、子育てをしていく過程では様々な出来事があったそうです。
長男ゲンタロウ君は、ゲンキちゃんにとっても初出産、初子育て。
ママになろうと頑張ったゲンキちゃんのお乳が上手くでず、一時期ゲンタロウ君の体が冷たくなるほど弱ったこともあったそうです。それでも、獣医さんや飼育員さん達による手厚い看病、様々な試行錯誤が実り、ゲンタロウ君も無事成長して、しばらく離れていた母ゴリラのゲンキとも問題なく再開でき、今では次男のキンタロウ君と仲良し4人家族として暮らしているそうです。
京都市動物園では、ニシゴリラが暮らすお家のグランドを少しでも自然の状態に近づけて、ゴリラ達が快適な環境で暮らせるように「ゴリラのお庭を森にしよう!プロジェクト」を開催。
詳細はこちらから☟
以前から行われているこのイベント。
京都市動物園を愛する方々からいただいた木を植えてこられましたが、ゴリラ達が折ってしまったり(これも自然なことなのです^^)なかなか育たないそうです。
グラウンドに木がたくさん育つことで、ゴリラたちが楽しく遊んだり、より快適に過ごせるようになるのですと坂本園長も話しておられました。
このプロジェクトに興味をお持ちの方、是非ご参加をお願いします!
私もどんな樹木の苗を贈ろうか悩み中です♪
植樹に適している木についても、京都市動物園のホームページに掲載されていますので、ご参照くださいませ。
来月もどんな動物のお話しをしていただけるのか楽しみです!
今日もお聴きくださいましてありがとうございました。