北区のフリーペーパー「あべきた」とRADIO MIX KYOTOがコラボレーション!地域がつながり、新しいムーブメントを!題して「あべきたほうそうきょく」!前回から、「ツナガル・ウマレル」として二つの団体の方にラジオでクロストークしてもらっています。今週のゲストは、一般社団法人「Com aqua」さんと「賀茂川漁業協同組合」さんでした。
今回の二つの団体には「水」に携わっているという共通点が!私たちの生活に欠かせない「水」。Com aquaの渡邉さんが仰った「私たちは水がなければ生きられないが、水の中では生きられない」という目から鱗のお話が印象的でした。
両者に「水とは何か」という問いをかけたあとは鴨川のお話。賀茂川漁業協同組合の澤さんは「川の生き物が暮らしやすい水と人が綺麗と思う水は違う」と話されました。またCom aqua側からは「自然と共存でき、かつ人間もよりよく暮らせる環境をみんなで作っていかなければいけない、自然への恩返しをしていく時代」という話も。「水」に対し常に真剣に向き合っていらっしゃるからこそ聞ける話がたくさん飛び出しました。
Com aquaさんは水辺をみんなで歩いたり、実は鴨川にたくさん生息するホタルの鑑賞ツアーなどを開催しています。しかしこれはただのツアーではありません。Com aquaさんには「水の専門家」がいらっしゃるので、一つ一つ、解説を聴きながら楽しむことができる知的なツアーでもあるんです!
一方賀茂川漁業協同組合さんは、「京の恵みを生かす会」を設立し、鴨川での釣りを楽しむイベントを開催したり(タロスは鴨川で釣りができることに驚いていました)、川魚の遡上について学び、魚道を作る活動をするなど、鴨川に興味を持ってもらい、かつ環境を守る活動をされています。
「水循環」という話がキーワードとしてトークの中で挙がりました。川から海へと流れ、また蒸発し山へ、そして川へ...と水は循環します。人の繋がりもある意味同じようなもの。何度もつながります。トークの最後には、今後何か一緒にやっていけることはありませんかと問いかけると、澤さんが「ありすぎる!!」と頼もしい一言で締めてくれました。これからのCom aqua、賀茂川漁業協同組合の活躍に期待大です!