Radio Mix Kyoto FM87.0MHz

トップページへ本文へ標準サイズ文字を大きくする

9月2日 瓦ってすごい!

番組名:KYOTO RIVERSIDE WALK 月曜日
更新日:2019年09月02日

<VIVREはんなりStyle>

月曜は「住まい」をテーマにお送りしています。

今回は、光本瓦店有限会社 代表取締役 光本大助さんをゲストにお迎えしました。

大山崎町の瓦窯跡は、どうやら平安京を作るための大規模な窯だったらしいのですが、そもそも、瓦というものが日本に入ってきたのは、仏教を日本にひろめるため、588年に飛鳥寺建立のため、瓦職人4人がやってきたのが最初だそうです。(日本書紀にかかれているらしい)

その最初の職人が作った瓦が、現在まだ残っていて、奈良の元興寺の極楽房の屋根に、その瓦が乗っているそうです!

瓦を焼く窯には「だるま窯」「平窯」などがあり、光本さんが理事をつとめられている古材文化の会では「平窯」を作って、瓦を焼いたことがあるそうです。

瓦は焼いて燻すことで、炭素がびっしりと瓦の表面に並び、文字通り「いぶし銀」に艶をもち、水をはじくようになります。

「平窯」も燻せたそうです。

瓦の窯跡は、いたるところに見受けられ、京都市北区では賀茂あたりにあるそうです。

リスナーさんからの質問にも答えていただきました。

 Q:瓦はなぜ平らではなく、丸みがあるのですか?

 A:瓦を成型して乾かすとき、焼くとき、立てて並べるので、立ちやすいようにカーブさせてある。また、屋根に並べたとき、丸みのへこんだところが水の通り道になるから。

 

※次回の光本さんの出演は、10月1日の予定です。質問やメッセージお寄せください。

 

<さがねっちのPeek-a-Book!>

『京都のフォトジェニック和菓子』高橋マキ著 淡交社

美しい和菓子の写真と、若き和菓子職人へのインタビュー、情報誌ではない読み物としての面白さのある本です!

・本の日ブックカバーデザイン大賞

 締め切りは9月16日。 ⇒ 詳細はこちら

・佐藤綾さんフラワーデコレーションケーキ デモンストレーション

 9月3日(火)11:00 大垣書店本店 イベントスペース催 ⇒詳細はこちら

 

<FM87.0RADIO MIX KYOTOからプレゼント>

「布谷文人&ベンヤミン・ヌス マリンバ&ピアノ デュオリサイタル」9月21日公演分のチケットをプレゼントします!

⇒ 詳細はこちら