<VIVREはんなりStyle>
月曜は「住まい」をテーマにお送りしています。
今回は、光本瓦店有限会社 代表取締役 光本大助さんをゲストにお迎えしました。
大山崎町の瓦窯跡は、どうやら平安京を作るための大規模な窯だったらしいのですが、そもそも、瓦というものが日本に入ってきたのは、仏教を日本にひろめるため、588年に飛鳥寺建立のため、瓦職人4人がやってきたのが最初だそうです。(日本書紀にかかれているらしい)
その最初の職人が作った瓦が、現在まだ残っていて、奈良の元興寺の極楽房の屋根に、その瓦が乗っているそうです!
瓦を焼く窯には「だるま窯」「平窯」などがあり、光本さんが理事をつとめられている古材文化の会では「平窯」を作って、瓦を焼いたことがあるそうです。
瓦は焼いて燻すことで、炭素がびっしりと瓦の表面に並び、文字通り「いぶし銀」に艶をもち、水をはじくようになります。
「平窯」も燻せたそうです。
瓦の窯跡は、いたるところに見受けられ、京都市北区では賀茂あたりにあるそうです。
リスナーさんからの質問にも答えていただきました。
Q:瓦はなぜ平らではなく、丸みがあるのですか?
A:瓦を成型して乾かすとき、焼くとき、立てて並べるので、立ちやすいようにカーブさせてある。また、屋根に並べたとき、丸みのへこんだところが水の通り道になるから。
※次回の光本さんの出演は、10月1日の予定です。質問やメッセージお寄せください。
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