◆「じゅりの気になる!」
今回の「じゅりの気になる」は、「お彼岸」について!
9月22日は、秋分の日 = お彼岸の中日です。
秋分の日は、「祖先を敬い、亡くなった人々をしのぶ日」として、国民の祝日に定められています。
お盆の時のように、特に決まった行事や飾りつけをすることはありませんが、一般的には、中日の前後にお墓参りに行きます。
・お彼岸と言えば、ぼたもち?おはぎ?
お彼岸といえば、お供え物の定番「ぼたもち」や「おはぎ」が食べたくなりますね~!
どちらも、もち米とうるち米を混ぜて炊き、適度につぶして丸めたものを、あずきあんで包んだ和菓子ですが、いったいどこが違うのでしょう?不思議に思ったことはありませんか?
基本的には同じで、季節によって呼び名や作り方が変わります。 「ぼたもち」と「おはぎ」は、漢字にすると「牡丹餅」、「お萩」と書きます。
これは、春のお彼岸の頃には「牡丹」の花が咲き、秋のお彼岸の頃には「萩」の花が咲くことに由来しています。
牡丹の花は大きな花なので「ぼたもち」は大きめに、萩は小さな花なので「おはぎ」は小ぶりに作られるようになりました。
現在は、各家庭や地域によっても違いはありますが、元々は同じ食べ物だったのです!
・なぜ「暑さ寒さも彼岸まで」というのか?
春分と秋分には、昼と夜の長さがほぼ同じになり、春分以降は昼が長く、秋分以降は秋の夜長に向かいます。
この時期には厳しい残暑や寒さもメドがつく為「暑さ寒さも彼岸まで」というようになりました。
また、お彼岸は迷い、悩み、煩悩に惑わされている人間が悟りの世界と通じるとき。自然に寄り添う暮らしの中で、暑さ寒さやそれに伴う様々な辛さも、彼岸の頃には和らいで楽になるよ……という意味も。
「暑さ寒さも彼岸まで」には、励ましの意もあったのです!
・彼岸と言えば…彼岸花!
真っ赤な彼岸花が咲き乱れる時期になりました。
彼岸花は、秋雨が降って、やがてお彼岸という頃になると芽を出し、1日に10㎝近くも茎が伸びて、瞬く間に50㎝位になり、あの真っ赤な花を咲かせます。そして1週間ほどで、花も茎も枯れてしまい、今度は球根から緑の葉っぱがすくすくと伸びてきます。
花と葉っぱの成長過程が他の草花とは逆!面白くて不思議な花だったのです!
開花期間が1週間と短い期間なのに、秋の彼岸と時を同じくするかのように開花する彼岸花は、あの世とこの世が最も通じやすい時期に咲く花として、「死人花」「地獄花」「幽霊花」のような、ちょっと怖い呼び名もついています。
茎には毒もあるので、ご注意を!
◆「いきいき北区 情報コーナー!」
「京都市 北いきいき市民活動センター」の事業紹介、これから開催予定のイベントのご紹介をしていただきました!
写真の私が持っているのは、11月19日に開催される「京都おさんぽコレクション 耳をすまして京さんぽ~歩いて感じる音環境~」のパンフレット。
「音」をテーマにした素敵なイベントです。定員が15名なので、気になる方は早めにお申し込みくださいね☆
詳しくは、PODCASTをお聴きください!
◆「心に残る、キラッとワード」
「偶然は、準備のない者には微笑まない」 ルイ・パスツール
突然やって来るチャンスを逃さないように、練習や準備を怠ってはならない。
チャンスを掴むのは、自分次第ですよ!
それでは皆さん、また来週~♪