◆「じゅりの気になる!」
お花屋さんの店頭に真っ赤な「ポインセチア」が並びはじめると、クリスマスが近づいてきた感じがしませんか?
鮮やかな赤色がクリスマスのサンタさんや雪景色に良く映えて、とてもキレイですよね。
「ポインセチア」は、どうしてクリスマスに飾られるようになったのでしょう?
・基本情報
明治時代に日本にやってきたポインセチア。今では、クリスマスシーズンの11〜12月頃、花屋さんの店頭へ行けば必ず置いてある植物です。
ポインセチアの花のように見える赤い部分は、実は花ではありません!つぼみを包んでいた葉が変化したものなのです。実際のポインセチアの花は、中央に小さくある緑色のつぼみのように見える部分です。
ポインセチアの名前は、アメリカの植物学者「J・R・ポインセット」の名前にちなんで名付けられました。別名は、クリスマスフラワー。
日本では、大酒飲みで顔が赤い伝説の猩々(ショウジョウ)に似ていることから「猩々木(ショウジョウボク)」という和名が付けられています。
・クリスマスに飾られるようになった理由
話は、300年以上前の17世紀までさかのぼります。
17世紀、メキシコに住み着いたフランシスコ修道会の人たちがポインセチアと出会います。
ポインセチアの赤は「キリストの血」、緑は「永遠の象徴」、白が「純潔」を表すことから、縁起のよい植物として「ノーチェ・ブエナ(聖夜)」と呼ぶようになりました。
最初は、キリストの誕生祭の行列で使われ、徐々にクリスマスの飾りとして世界中に広まっていったといわれています。
また、葉の形がキリスト教の聖地ベツレヘムの星に似ていることからも、クリスマスを象徴する植物として定着していったといわれています。
ポインセチアは、まさに色や見た目がクリスマスにぴったりの植物だったのです!
・毎年、新しい品種が誕生
ポインセチアはクリスマスを飾る花の代表格として人気が出たことから、盛んに品種改良が行われ、毎年新しい品種が作られています。
定番の赤に加え、ピンクや白と赤のマーブルなど、様々なポインセチアが誕生しています。
・京都府立植物園で「ポインセチア展」が開催中!
12月25日(日)まで、京都府立植物園で約100種類のポインセチアが展示されています。
http://www.pref.kyoto.jp/plant/documents/poinsechia.pdf
どこか寂しげな冬の季節でも、明るくきれいな色のポインセチアが並んでいるのを見つけると、気分が高まりますよね!
クリスマスにポインセチア、皆さんも飾ってみてください(*^-^*)
◆「いきいき北区 情報コーナー!」
12月17日(土)開催の「北区つながるワークショップ」について。
「やってみたい!」「始めてみたい!」を北区のみんなで応援する、毎回人気のワークショップで、今回のテーマは「北区のあそびゴコロ」!
当日は、善右衛門さん、フラットエージェンシーさん、ふじセンターさんの興味深いお話が聴ける他、ランチ交流会もあり、世代や活動分野を超えた交流ができる素敵な催しです☆
詳しくは、こちらでチェック!
広報資料 → http://www.city.kyoto.lg.jp/kita/cmsfiles/contents/0000210/210085/kouhou.pdf
PODCAST → http://radiomix.kyoto/episodes/episodes-2543/
◆「心に残る、裏☆キラッとワード」
「もう、精根 尽き果てた」 フランシスコ・ザビエル
日本でのキリスト教の布教活動は、困難をきわめたそう…。
そんなザビエルは日本を去った後、同僚に「心身ともに疲れ、自信を失った」という内容の手紙を書いたそうです。
今は成功者として称えられている人物も、私たちと同じ人間。弱気になって、愚痴を言いたくなることもあるんですね…(>_<)