◆「じゅりの気になる!」
いよいよ2016年も残り数日。
今回は、年末になると気になる あれこれをピックアップ!
・年末になると、なぜ「第九」なのか?
今や、日本の年末の風物詩となっているベートーヴェンの「交響曲 第9番 ニ短調 作品125 合唱付」
「歓喜の歌」としても幅広く知られているこの曲。日本ではなぜ年末恒例の行事となったのでしょうか?
日本で「第九」が演奏されるようになった背景には、かなり現実的な事情がありました。
戦後まもない1940年代後半、オーケストラの収入が少なく、楽団員たちは年末年始の生活にも困る状況でした。
それをなんとか改善するために、合唱団も含めて演奏に参加するメンバーが多く、当時「必ずお客さんが入る曲目」として人気があった「第九」を日本交響楽団(現在のNHK交響楽団)が演奏するようになり、これが発端だと言われています。
実は、年末に好んで「第九」を演奏するのは、日本だけ。ヨーロッパでは、通称「ハレルヤコーラス」で有名なヘンデル作曲の「メサイア」がよく演奏されるんだそうです。
この曲の中に出てくる「天使」や「歓喜」などのキーワードが、新年に向けてぴったりですね!
・年越しそばを食べるタイミングはいつなのか
一年間を締めくくる食べ物といえば年越しそば!
年越しそばを食べるタイミングは、各家庭や地域、人によって様々な習慣がありまが、皆さんは、いつどのタイミングで年越しそばを食べますか?
実は、大晦日に年越しそばを食べればいつでもいいのです!!
晩御飯のメニューとして年越しそばを食べる家庭や年が明ける少し前、23時30分頃から年明までのタイミングで年越しそばを食べる方が多いようです。
ただ、「年を越す前にそばを食べきらなければ、明けた年に金運や健康運に恵まれなくなる」という云われがあるので、除夜の鐘が鳴り終わる前までに、年越しそばは食べきってしまいましょう!
京都には、今年の干支である「とり」にちなんだおみくじが引ける寺社がたくさんあります!
今年は初詣から「とり」を感じてみるのも、きっと楽しいですよ♪
◆「いきいき北区 情報コーナー!」 年末 特別編 ~ 珠里と一緒に振り返ろう!2016 ~