◆「VIVRE はんなり Style」
11月15日は「七五三」
子供の成長を祝い、これからの健康を願う日本の伝統的な行事です。
昔からの習わしでは、数え年で、男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳でお祝いをします。
住んでいる地域や各家庭で違いはあるものの、近所の神社や有名な神社に出向いて、参拝や祈祷をしますよね。
七五三と言えば「千歳飴」!!
華やかな袋に入った長〜い飴がもらえるのが楽しみで、すごくワクワクしていた記憶がありませんか!?
どうやら千歳飴には深い意味が込められているそうです。
・千歳飴にこめられた意味
あの長さには「長い長い千歳飴を食べることで千歳まで長く生きられるように」という、子を想う親心が込められていたのです。漢字で書くと、その意味が分かりますね!
・なぜ飴なの?
江戸時代、お砂糖がとても高価だったことが関係します。貴重なお砂糖をたっぷりつかった飴は、贅沢品だったのです。
普段食べられない飴を、子どもはもちろん、大人もよろこんで味わいました。数年に一度の大切なお祝いの日にぴったりだったのです!
・何本食べていい?
当時、千歳飴は歳の数だけ袋に入れていました。現在では、紅白ワンセットの飴が一般的です。
食べるときは、食べやすいように、一口サイズに折って食べてOKなんだそうです!
ちなみに、千歳飴の太さや長さに決まりがあるそうです!
太さは15mm、長さは1mまで。
ただ、1mもあると小さな子供が持って歩くのが大変になるので、実際はそんなに長い千歳飴はなかなかないでしょうけどね…(^-^;)
◆「珠里collection ~じゅり☆コレ~」
最近、急速に寒くなりましたね。慌ててクローゼットの奥のほうからコートを引っ張り出したという人も、多いのではないでしょうか?
お店にも、厚手のコートがたくさん並んでいます!その中でも、今年注目なのは「エコファーコート」なんです!
「エコファーが今年は大流行する気配」と日経新聞の記事にも書かれていました。
エコファーの原料を手がける会社には、企業からの問い合わせが前年の倍以上で、ハイブランドのコレクションでもリアルファーではなく、エコファーをつかったアイテムが多用されています。
今回のじゅり☆コレキーワードは「エコファー」です!
今年になって急に、この「エコファー」というワードが世に出回り始めました。
何が「エコ」なのかというと…リアルファーは、文字通り本物の動物の毛皮を使っています。これを使わないことが「エコ:ecology」つまり環境に良いというわけです。
以前は「フェイクファー」と呼ばれていましたが「フェイク」といえば偽物。偽物はちょっとチープでネガティブなイメージがあることも、「エコ」という言葉を使う理由の一つとされています。
時代と共にファッション用語はどんどん変化しますね。
エコファーの質感も、以前はものによって、ぬいぐるみの毛のようにちょっとごわごわしていたり硬いものもありましたが、今は、柔らかくフワフワのものが増えています。
■エコファーが人気の理由
・毛皮よりも加工しやすいため、デザインが豊富にある。
・着色もしやすいのでカラーも自由自在(きれいなグリーンやレッドのファーコートがたくさん!)
・値段が手頃
・手入れがしやすい
・技術開発によって、本物の毛皮と見た目と風合いに差がなくなってきた
などがあげられます。
また、動物愛護といった観点から本物の毛皮をつかわない企業も国内外で増えてきました。
リアルファーを使用しないことを「ファーフリー」と言いますが、これには日本の技術が役立っています。
合成繊維を使って、「リアルファー」と区別がつかないような「エコファー=フェイクファー」が作られているからです。
「ファーフリーのブランド」として…
ステラマッカートニー、アルマーニ、カルバンクライン、ラルフローレン、ZARA、H&M、ユニクロなどが、リアルファーからエコファーに切り替えています。
GUCCIも2018年春夏コレクションからアニマルファーを使用しないという「ファーフリー宣言」をしました。
海外にはファーフリーを宣言するセレブも多く、アリアナグランデ、ナタリーポートマンなど錚々たる顔ぶれが、ファーを着ないことを公言しています。
エコファーのコートは、ロング丈ならとても暖かいのでオススメです!暖かさはダウンと同じか、それ以上と言われています。見た目も暖かそうですし、手入れも簡単で、なによりおしゃれ感が抜群です!!
昨年からじわじわエコファーのコートは発売されていましたが、どのブランドもエコファー素材のアウターはすぐ売り切れているイメージでした。気に入ったものがあれば、早めに購入されることをおすすめします!!!
◆「Kyoto Pickup Info ~京都情報~」
・「お雑煮と京野菜の食文化フェア~京の農林 秋まつり~」
11月18日(土) 10時~15時:岡崎公園
http://www.city.kyoto.lg.jp/sankan/cmsfiles/contents/0000224/224927/kouhou.pdf
岡崎公園に市内の農林産物が大集合!
旬野菜の直売、京都のお雑煮や地域の農産物を使った料理など、食文化の魅力溢れる様々なブースが出展します!
・「京野菜フェスティバル」も同時開催!
11月18日(土)、11月19日(日) 10時~17時:岡崎公園
http://oishiosue-kyoyasai.com/